リジンという成分が、ミノキシジルの発毛効果を高めてくれることをご存知でしたか?
リジンもミノキシジルも育毛作用がある成分としての人気が高く、それぞれ単独でケアに使用することもできますが、併用をすることでさらに期待は高まります。
当ページでは、リジンとミノキシジルの相乗効果について解説します。
リジンとは?
リジンとは
リジンとは、必須アミノ酸のひとつです。
- 集中力を高める
- 成長促進
- 肝機能強化
- 免疫力サポート
- 育毛促進
- エネルギー代謝をスムーズにする
などの効果が期待されています。

内、9種類が必須アミノ酸と呼ばれています。
必須アミノ酸は、体内で作ることはできません。
だから食品・サプリメントなどで経口摂取する必要があります。
リジンには髪や肌を構成するタンパク質・ケラチンを作る働きがあります。
ケラチンの元となるシスチンを一緒に摂ると、より高い育毛効果が期待できます。
リジンが多く含まれる食材
肉、魚、かつお節、ゼラチン、湯葉、大豆、すじこ、くろまぐろ、はも、きなこ、小麦胚芽、キハダマグロ、など。
(参照:「食品成分データベース」(文部科学省))
肉や魚に多く含まれるリジンですが、米や小麦といった穀類のタンパク質にはリジンが多いとは言えません。
パンや麺類だけの生活を繰り返したり、野菜しか食べなかったりすると、リジンは不足しがちとなります。
人間の体内で必須アミノ酸を生産することは出来ませんので、日頃から意識してリジンが豊富に含まれる食品を食べましょう。
- なかなか通常の食事では摂れない
- ダイエット中でカロリーが気になる
という方は、サプリメントも販売されていますので、効率的に摂取しましょう。
リジン+ミノキシジルで発毛効果アップ!
一方、ミノキシジルは、日本国内において医薬品として発毛効果も認められている成分です。
最初は薄毛のためではなく高血圧の治療薬として開発された成分。
しかし治療で使い続けている患者さんに変化が起こり、副作用として発毛効果があるとわかりました。
高血圧の治療薬では副作用でも、薄毛に悩む人にとっては助けになるため、現在では育毛剤などでも使用されるようになったわけです。
現在、ミノキシジル発毛剤として市販で購入できるのは、大正製薬のリアップと、アンファーストアのスカルプD メディアカル ミノキ5があります。
頭皮に直接塗布することで、髪を生みだす毛包に直接作用して、細胞の増殖やタンパク質の合成を促進してくれます。
しかしタンパク質の合成を促進してくれても、そもそも髪を作る栄養がなければ、髪は生えてきません。
結論!!!
つまり、リジンで髪を作り出し、ミノキシジルで毛母細胞を活性化、体の内側と外側からの相乗効果で、発毛効果がより高まるというワケです。
まとめ
リジンで髪を構成するケラチンをしっかり作り、ミノキシジルで毛母細胞を活性化。
薄毛対策としてミノキシジル発毛剤などを使用されている方は、リジンを積極的に取り入れましょう。