薄毛に悩む人は多いです。
薄毛対策をしたいと思っても、原因が何かわからなければ、適切に対処できません。
まずは、“自分自身”の薄毛の原因を知ることから全てが始まるのです。
薄毛の原因は一つじゃない?
薄毛の原因には、個人差があります。
- 生活習慣の乱れ(睡眠・食事・飲酒・喫煙など)
- ストレス
- 体質や遺伝
- 男性ホルモン
- 加齢
- 病気に起因する薄毛
など。
自分の父親、祖父の頭皮を見て、なんとなく行く末に不安を感じている方。(遺伝)
若いうちから薄毛の方(体質or生活習慣他)、若い頃はむしろフサフサだったのに、ある年齢に差し掛かった頃から、急に薄毛が進んだ方。(加齢)
何か一つが原因というより、複合的に重なって薄毛が進行している場合も多いです。
例えば、
仕事が忙殺的に忙しい40代半ば、遅い時間に帰宅、ストレスと疲れから食事はそこそこに済ませるが、アルコールだけは欠かせない。
このような場合、
加齢+ストレス+栄養不足+飲酒
と薄毛になりうる原因が4つも、これを毎日毎日積み重ねていったら、仮に高い育毛剤・発毛剤などを使っても、望んだ結果が得にくいかもしれません。
薄毛の原因を一つずつ取り除いていく必要があります。
薄毛事情も十人十色、意外と難しい薄毛タイプは…
薄毛事情も十人十色、いろいろなケースがあります。
例えば、円形脱毛症。
強いストレスによって発症するもので、年齢、性別に関わらず起こり得ます。
ストレスフルな毎日の中、さらにハゲるなんて絶望的……とその時は思うかもしれませんが、裏を返せば、“円形脱毛症を招いたストレス”がなくなれば回復に向かいます。
同様に、抗がん剤などの薬の副作用によるものなら、病気が治れば髪も復活します。
円形脱毛症や薬の副作用が原因の薄毛であれば、「薄毛を治すために育毛剤を使う」というより、「ストレスの原因を取り除く」「病気の治療をする」が最も近道の薄毛対策になります。
むしろ薄毛の悩みの中でも解決が難しいのは、加齢によるものです。
死ぬ瞬間までフサフサというのはかなりのレアケース。
ある程度は仕方ないと自覚していても、40歳そこそこで薄毛になるのか、60歳頃から気になりだすのかでは大きな差です。
鏡を見て、あれ?と思ったら、まずは「今までのシャンプーを育毛シャンプーに変えてみよう」、このあたりから薄毛対策を始める方が多いのではないでしょうか?
加齢が原因の薄毛、育毛剤だけで安心はNG!
育毛シャンプー・育毛剤の使用が定番の薄毛対策法ですが、「全く効果がない」とか「気休め程度」と、もどかしく思っている方も多いのではないでしょうか?
残念ながら“これ1本で髪が短期間にフサフサ”というような魔法の育毛剤はありません。
発毛効果が証明されてているミノキシジルを含む発毛剤でもある程度の期間が必要です。
しかし何もしなければさらに薄毛が進行する可能性も否定できません。
例えば育毛シャンプー。
育毛シャンプーで洗髪すれば、髪がフサフサになる、というより、頭皮の毛穴汚れを除去、育毛剤・養毛剤などを届けやすくする、と考えるべきです。
育毛シャンプーを使っているから安心と、洗髪をおろそかにしたり、逆に洗いすぎたりすることはNG。
自分に合ういい薄毛ケア商品を選ぶことも大切ですが、それと同時に正しく使うことがものすごく重要です。
今、何らかの対策商品を使っているのに、いまいち効果が実感できないという場合は、使い方を見直されたら結果が変わってくるかもしれません。
育毛剤にはたくさん種類があります。
合う合わないもありますが、ヘアサイクルの関係上、ある程度の期間使い続けないと、どんなに高い育毛剤でもムダになってしまいます。
また、「今ある髪を育てたい」「抜け毛を少なくしたい」ではなく、「髪を生やしたい」「発毛させたい」と願う方は、育毛剤より発毛剤を使った方が近道でしょう。
ある程度避けられない加齢が原因の薄毛であったとしても、ストレスや生活習慣が乱れていると、薄毛を加速させてしまいます。
自分の薄毛の原因が何かを見極め、トータルでケアしていく必要があるのです。
まとめ
まずは自分の薄毛の原因を知る、それに合わせて改善していくことがフサフサへの第一歩。
時間も根気も必要ですが、トータルで薄毛ケアしていくことは、結果的に健康維持にもつながります。
始めるなら早いに越したことはありません。
取りかかれるところから始めてみてはいかがでしょうか。