AGA治療薬として有名な【ミノキシジル】と【プロペシア】。
いずれも優れた効果を持つ治療薬であり、AGA対策にも積極的に使用することが推奨されています。
そこで気になるのが、どっちの方が優れた効果を発揮するのか?
それぞれの特徴を比較します。
ミノキシジルとプロペシアどっちが効果あり?
結論!!!
ミノキシジルとプロペシアどっちが効果が高いのかの答えは
「優劣をつけることはできない」
です。
「それじゃぁ、答えになってないじゃん!!!」
そう思われることでしょう。
その理由を説明していきます。
ミノキシジルとプロペシアはそもそも役割が違う
ミノキシジルとプロペシアは、それぞれ異なる作用を持っており、アプローチの仕方も違っています。
ポイント
どっちの方が効果があるというよりも、ミノキシジルのプロペシアも効果が高く、双方を同時に使っていくことが理想的なのです。
片方の使用だけでの治療ですと効果が低くなりますので注意が必要です。
ミノキシジルの効果
それぞれはどのような違いを持っているのか、まずミノキシジルから解説します。
ポイント
こちらは血管を拡張する働きを持つのが大きな特徴となっています。
血管拡張の働きによって、栄養や酸素の供給がスムーズに行われますので、毛母細胞の働きを活性化させることができます。
ミノキシジルの使い方は、頭皮に塗布して発毛ケアします。
(※日本国内においては塗るタイプのミノキシジルが推奨されています。)
育毛剤のように地肌に塗って使うタイプの発毛剤であり、外からケアをするための治療薬です。
プロペシアの効果
続いてプロペシアについて。
ポイント
プロペシアは脱毛を抑制する働きを持つのが大きな特徴と言えるでしょう。
主成分のフィナステリドには乱れた発毛サイクルを整えてくれる働きがありますので、それによって抜け毛の減少を目指すことができます。
使い方が内服をする点にも特徴が見られます。
飲み薬として飲むことで内側から作用する治療薬であり、体の中からAGA対策を行うことができるのです。
ミノキシジルとプロペシアの違いについてのまとめ
このように両者は異なる特徴を持っている薬です。
ミノキシジルは外から発毛を促し、プロペシアは内から脱毛を抑制します。
なお、それぞれの薬はお互いの作用を持ち合わせていない点を理解しておくことが大切です。
つまり、ミノキシジルについては脱毛を根本から抑制する力はなく、プロペシアに関しても発毛させる力は持っていません。
要はお互いに代わりがきく治療薬ではないのです。
この点を踏まえてみると、どっちが優れているのかという疑問にも答えが見えてくるはずです。
個々で異なる効果を持っているわけですので、どちらか一方の使用よりも両者を同時に使っていくことで、より効果的なAGA対策を行うことができます。
ただし、軽度の症状ならばその限りではない点には注意が必要です。
まだAGAの症状があまり出ていない場合は、どちらかだけでの対策を行うこともあります。